どこの大学・学部にも独自の文化というのがある。同様に独自の外部からのアプローチがある。
外語に勤め始めてうんざりさせられたことは、外線でかかってくる電話の多くがセールス電話だということだ。不動産だの株だの保険だのを買えと。うるさくて仕方がないから、外線のときにはめったに電話に出ない。
しばらく法政の経済学部に非常勤で出講していた。以前勤めていた場所だ。メールアドレスを提供してくれた。かといって、そのアドレスにメールが来る可能性などほとんどないので、転送サービスをお願いしていた。そしたらスパムメールが来るようになった。スパムメールおよび、スパム撃退を報告するメールが。これがうるさくて叶わない。
そういえば、専任として勤めていた時からそうだったと思い出した。
やがて、外語からもスパム撃退報告メールがくるようになった。法政からのスパム撃退報告メールをスパムと認識して報告してくるようになったのだ。
ということは、外語のサーバーにもこうしたサービスがあるのに、今初めて起動するようになったということであり、つまり、外語のアドレス宛にはスパムメールはほとんど来ていないということだ。
法政にいるころはセールスの電話などほとんどかかってこなかった。さて。どっちがマシなのか……