2022年5月29日日曜日

ルームツアー!

立教が先週から対面授業を再開しているので、毎週土曜日、朝の一限に池袋まで行っている。そして、歩いて帰る。



昨日の帰路、リサイクルショップでちょうどいい色のスツールが売っていて、こういうのが欲しかったので、買って帰ったのだ。似たようなものが西友にも売っているが、そしてそれを一脚持っているがそれは色が薄く、周囲の家具と色を合わせるべく、こんな色のが欲しかったのだ。


この手のスツールのいいところは、



こんな風に肘掛け椅子のサイドテーブルにもできることだ。ちなみに、前方に置けばオットマンにもなる。(そんなわけで西友で買った方のスツールはベッドのサイドテーブルにしている)


東大の授業が月曜日にあるので、日曜はその準備をしているのだが、やはり日曜だという意識からゆっくりと非生産的に準備してしまいがちだ。今日も集中などできるはずもなく、台所周りの小物(箸立てやら洗剤入れやら)を処分して、使わずに余っているカップや茶碗に換えたり、ゴミ箱を見えないような配置にしたりして楽しんでいたのだった。

2022年5月20日金曜日

冷静さに憧れる

ブログを更新することをすっかり怠っていた。


斉加尚代『教育と愛国』(2022


評判の映画だけあって平日の昼間だというのに満席であった(もっともヒューマントラストシネマ有楽町のスクリーン2、つまり100席ばかりだろうか? 小さな場所での上映なのだが)。


TBS系のMBSのドキュメンタリーのディレクター斉加が、2017年に製作してギャラクシー賞を受賞した同名の番組に、最近の関連の動向を加えて映画用に再編纂したドキュメンタリー。道徳の教科化、その教科書の奇妙におかしい(逆に薄ら寒い)内容から始まり、政権が教育に、そして最近ではその基礎たる学問に介入を可能にしていく過程を、いくつかの出来事の当事者にインタビューしながら記録したもの。


第一次安倍晋三政権下で教育基本法が改正され、閣議決定等の政府見解を教科書に強引に記入させることが可能になり、そしてそれが実際に実行された事例はただ背筋を凍らせる(近年、なんでもかんでも閣議決定したがるのはそうした目論見があるのだろう)。一方で、現役の教師たちが作った「学び舎」の教科書を採用した中学に対し、数多く寄せられた苦情の葉書(文面の日本語が怪しい。「御校が採用いたしました」など)に実名を出していたひとり籠池康徳から、それが日本会議からの指示を受けての行為だったとの証言を引き出した箇所などは貴重なのではあるまいか。


ネトウヨ的言説に囚われているらしい人々と話すのが苦痛でいくつかの人間関係を断っているほど僕は直情的で冷静さを欠く人間なのだが、そんな人間としては、よくぞ最後まで見続けられたと我ながら思うのである。ミキ・デザキの『主戦場』などと合わせて観ると、「ペラッペラ」な「安っぽい愛国心」(パンフレットの白井聡の用語)がより明確に浮き彫りにされるというもの。


ちなみに、『主戦場』についても何か書いたと思ったのだが、ただ観たことを報告しただけであった(リンク)。きっとこれも「ペラッペラ」な連中にイライラしながら観たからちゃんと書く余裕がなかったのだろうな。そういえば最近、この映画は再上映されていたのだった。



落ち着いてお茶でも飲もう(といってもこの珈琲店に入ったことはまだない)。

2022年5月2日月曜日

青葉の青は緑色

こんなものを手に入れてみた。



MDというのはミドリノートのことで、ミドリノートはたまに使う、比較的気に入っているノート。そこが出しているカレンダーシール。


手帳つきのカレンダーはもう30年ばかり使っていない。1冊のノートが基本で、それにどうしてもスケジュール管理が必要なときには見開きが1ヶ月になっているカレンダー式のスケジュール帳を使っていた。近年ではMacのカレンダーに予定を書き込む。iPhoneでもMacBookでもiPadでも通知してくれるから助かる。


が、さすがに何らかの仕事の最中にスケジュールをディヴァイスで書き込むのは時間がかかる。手書きの方が圧倒的に早い。そこで、一月分(月末になったら二月分)をプリントアウトしてノートに挟んで持ち歩いていた。しかしこれが案外、面倒。机に置き忘れたまま持ち歩かないことも多い。


それで手に入れてみたのが、これだ。ミドリノートのカレンダーシール。時間がないときに素速く予定を書き入れるためのアイテム。これをノートに貼って使うと、忘れることはない。