2011年4月29日金曜日

連休の計画

プレ-タ-ポルテの……ってつまり既製服のシャツの袖が長くて(ぼくの腕が短くて)ジャケットからはみ出すぎてみっともないとき、こんなふうに袖を折り返して逆側からボタンをかけてみることがある。なんちゃってカフスボタンと呼んでいる。

こんなことを書く気になるのは連休だからだ。心の余裕というやつだ。

しかし、連休明けにある仕事に備えて、この連休はいろいろと資料を読んだりして準備しなければならない。大変な仕事を引き受けてしまったかな?……

以前、柴田元幸さんにお話をうかがったときに、自分が新たに何か勉強すべきことがある仕事でなければ引き受けない、というようなことをおっしゃっていて、ああ、この柴田さんにしてからこんなことをおっしゃるのだから、すごいな、と感服したことがある。彼ほどの人ならば、もう勉強する労力など必要ない仕事でもあぶく銭を稼いで、なんてことしてもよさそうなものなのに……と。

で、そんなことがあったので、ぼくも勉強を要する仕事を引き受けたという次第。この一週間で千ページばかりも読まねば。

柴田元幸といえば、このブログのリンクから飛んだこの動画に再現された対談で、いろいろと興味深いことを言っていたのだが、そんなことより、ポール・オースターの証言。ワールド・シリーズは『ワールド』という新聞がスポンサーだったからそう呼ばれるようになったという話。本当かな? だとすれば面白いな。この対談はおそらく、『モンキー・ビジネス』に収録されているわけだが、このところ街に出てないので、それを買うことができていないのだ。

さ、連休の間に、iPad2がどれくらい軽いのか手に持って確かめに行き、『モンキー・ビジネス』を買って……なんてやってると、勉強、できるかな?

ぼくには相変わらず、PC2台による仕事へのオブセッションがある。参照用のPCと執筆用のPCだ。その参照用をiPadに換えて仕事をしているのだが、それを新型に変えるだけの価値があるか? それが問題なのだ。