そんなわけで授業が始まった。8:30の早い時間に開始の授業のために6時に起きたら、夜10時にはもう目がショボショボだ。
1時限は「欧米第二地域基礎I スペイン語文化に触れる」というもの。
この授業の目的はふたつ。ひとつめはスペイン語圏発の、そこに関係するスタンダードな文化・芸術現象に触れ、馴染んでいただくこと。ふたつめはそれらにただ漫然と触れるのでなく、それに批判的に対峙し、分析し、学問的に論じるための基礎訓練を行うこと。
そのためにはただ教師が語りっぱなしの授業ではなく、ほぼ毎回、なんらかの作業を行っていただく。いわゆる「参加型」の授業のごとくディスカッションしたりプレゼンテーションをしたりしている暇はないし、それらも大切ではあるが、書く行為にも重点を置きたいがために、ここでは「作業」とは、たいてい、何かを書いてもらうことにする。
というような話をした。
そしていろいろ書いてもらって、こうして添削に追われている。
やれやれ。当面忙しいな。