昨日は木曜日。レギュラーの授業は2時限のみだが、1時限と5時限のリレー講義、5時限後の院後期、多分野交流の授業と、へとへとの1日。
1時限は「比較文学 テクストの宇宙を行く」の授業。今年のテーマは「書物」。ペレス=レベルテ、ポランニーの映画、エーコ、アノーの映画、ボルヘス。書物への愛と書物嫌悪の話。
5時限は「表象文化とグローバリゼーション」。去年の2月のシンポジウムで話した『ズート・スーツ』の話を、授業用に、丁寧に。
5時限後は大学院生の話を拝聴。劇場空間と未来派の同時性、空間破壊の話。
開放感たっぷりに酒を飲んで早めに寝たが、起きたら9時間も経っていた。
今日はセンター試験前日とのことで休講。だからこそできた話。しかしなあ、こんなもので休校日を作っておきながら授業週15回確保を要請する当局はいかがなものかと思うのだがな。
ところで、昨夜、届いた。『NHKラジオ まいにちスペイン語』2010年2月号。連載最後から2回目の「愉悦の小説案内」。今回は『石蹴り遊び』「音楽を聴きながら読む」。コルターサルってスウィンギングだぜ、という話。