2009年3月26日木曜日

床に突っ伏すについて

昨日はフワン・ビジョーロの講演会があったので聞きに行かなければと思っていたのだが、具合が悪く、無理をすまいと断念。

まだ体調は今ひとつだったのだが、約束があったので大学へ。消耗的な面接。 ……だってなあ、アドバイスを請われるからアドバイスしても、ことごとく否定されるんだものなあ……眉がぴくぴくもするよな。

続いて、急転直下、運命が180度変わってしまった学生との面談。もう180度変えてみて、元の場所に返るって手もあるぜ、と言ったら、あ、それもいいね、とこっちは軽い調子の承諾。

報告書やらなにやら、てんやわんや。

近年すさまじい調子で本を出している宮下誠は、自分のブログで、書斎の床にうつぶせになった写真を掲載し、1度死んで再生するのだ、みたいなことを書いていたが、ぼくもそんな気分。床に突っ伏す……床暖房が暖かくて突っ伏しても死と再生もできない。

以前メキシコの本屋ガンディで、本をたくさん買った代わりにもらったプレゼントのハイドンのCDを聞きながら、しばらく死と再生について考えていた。

お、そういえば、宮下誠のブログに写る彼の机上、MacBookも、そしてたぶん、ステレオも、ぼくと同じ機種! うーむ。それでいてなぜぼくには『20世紀音楽』なんて本が書けない? 

明日は卒業式だから♪ なんて歌ってるからか? いや、本当に、明日は卒業式なのだよ。