昨日は予告のごとく、授業後、焼き肉に行った。吉祥寺の李朝園。この前に李朝園に行ったのも雪が降る日だったが、昨日も季節外れの雪。参った。
この時期のこの天候くらいイカレた、不条理な、傑作な小説、ついに出来(しゅったい)。
ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』上下巻、柳原孝敦、松本健二訳(白水社、2010)
左の枠に写真、貼っておきました。ジュール・ド・バランクールの『衆愚の饗宴』は、実にこの小説にぴったりの絵だ。遠景の盆地はメキシコ市のようにも見える。すばらしい。
今日はこれから卒業生たちに会うのだが、みんなに差し上げたいくらいだ。そんなにたくさん持って行けないけど。
これは小説の歴史を変えた小説だ。