まだ本務校は授業が始まらない。やれやれだ。にもかかわらず、いろいろな面倒な仕事を片付けねばならず、大学に。卒業できなかった学生のこととか、研究生として来たい学生のこととか、加えてぼく自身の先生ではない先生の教え子たちの同窓会のためのはがき出しとか……やれやれ。なんでこんなことまでしなきゃいけないんだろう?
明後日の準備もあるし。
明後日はキューバ学校「文学を通して見るキューバ革命」。資料作りしてます。
昨日はやはり2時間前に思い立ってラテンビート映画祭最終日、ちょうどキューバからの、
エルネスト・ダラナス『壊れた神々』(2008)。
キューバの映画も現代的なある映画の一方向をしっかりと示しているのだということがわかる作品。冒頭、カルペンティエールが引用されて、はっとなる。引用というか、まあ、傍証として引かれたということ。
大物売春斡旋人の遺品を巡るストーリーを確かめようとした歴史学者が、現在の晩春宿の世界の切った貼ったの話に巻き込まれるという話。その歴史的売春斡旋人を巡ってカルペンティエールの名が出されたということ。
明後日の話のマクラに使えそうな話。