申請しなきゃならないくせに、しかも世帯主に振り込むなどと言っているくせに一律10万円などと、この政権にありがちな言葉の意味を崩して言いくるめる手法に、メディアが便乗していることに、僕はひどく腹を立てているのだ。しかもどこかの首長は公務員は受け取るなとか寄付しろとか言い出すし。
僕が10万円もらったら、……いや、申請して獲得したら、今より少し大きなテレビでも買おうかと思う。引き籠もり生活でiPadをTVに繋いでApple TVで映画をストリーミングすることも多いのだから。
最近だとアスガル・ファルハディ『誰もがそれを知っている』とかフェルナンド・メイレレス『ブラインドネス』などを見たのだ。後者はジョゼ・サラマーゴ『白の闇』の映画化作品。カナダ、ブラジル、日本の製作で、資本の問題もあるだろうが、最初に目が見えなくなる男を伊勢谷友介が、その妻を木村佳乃が演じている。目が見えなくなる伝染病を扱ったパンデミック小説なのだが、今から見るとその配役は何やら予言の様相を呈するのだから、怖い。
さて、書庫には以前の家のカーテンを掛けても、窓のサイズに合わず、不格好であった。それで、……
ロールスクリーンにしたのだ。今日、zoom による遠隔教授会の直前に届いた。これでやっと不格好さと不便を脱した。
こんなふうにカーテンレールにつけるタイプ。
家が変わっても変わらないのは、LLビーンのトートバッグをマガジンラックにしていること。これより大きなサイズのものは洗濯物入れにしている。