2009年2月20日金曜日

記憶について考える


昨日は成績の一部を提出し、学生の面接、一年の答案の返却、等々の業務をこなし、その後、3年のゼミの連中とともに新年会(!)。いまさらながら。


場所は国分寺のメキシコ料理店。意外な穴場であった。なかなか良い。写真はデザートのブニュエロ。

彼らが1年のころのスペイン語の教材に、このブニュエロを題材にした読み物があったようで、この品名を見た瞬間に、何人かがこれを頼むことを決意した次第。

途中、店内のBGMで「グワンタナメラ」や「ベサメ・ムーチョ」がかかり、他の学生がぼくの地域基礎の授業でこれを聴いたときの衝撃を語っていた。

つまり、学生たちは意外に授業の内容に衝撃を受け、その衝撃によってある種の事象を記憶している。

きっとこれも他の授業で聴いて記憶したことを書いているんだろうなと、他のあるリレー講義の試験の採点をしながら、共通するトピックの多さに辟易する(どうせならこの授業で聴いたことを取り上げてくれよ)と同時に、そう予想している。