2009年2月16日月曜日

終わった

14、15日と、シンポジウム「トランスナショナル/トランスカルチュラルな比較地域研究」を開催。終わった。疲れた。ぼくは時々、メキシコから参加のホルヘ・ドゥランの通訳すらしたのだが(発表者だというのに!)、こういうことをしていると、訳しやすい発言と訳しにくい発言があることがはっきりわかる。訳しにくい発言というのは、要するに、非論理的な発言ということだ。

ぼくの発言は訳しにくいだろうか……?

ぼくの発表自体はスペイン中世からの民衆詩ロマンセのメキシコおよび米墨国境地帯における変種としてのコリードのある重要な一篇にかかわる態度をルイス・バルデス『ズート・スーツ』(少なくともその映画版、1981)が取り込んでいるのではないかとの仮説の提示。