2019年9月10日火曜日

ボクの初体験


書肆侃侃房のnoteページ「web侃づめ」でこんな連載を始め、その第一回が昨日、掲載された。「世界文学の体温」というシリーズで都甲浩治さんによるアメリカ文学編「アメリカから遠く離れて」と同時に開始となった。僕のタイトル「亜熱帯から来た男」は次回、その由来がわかるはず。

第一回で弓月光『ボクの初体験』という漫画のタイトルを挙げたので、今日のタイトルは、それ。実際、初めての体験をした。

要するに飛行機が欠航したのだ。台風のため、10時出発予定だった飛行機は早々と15:55と遅延を決定していた。しかし、それも叶わず、結局、欠航になった。翌日のフライトは満杯だから振り替えはできず、旅行会社に問い合わせてくれとのこと。結局、帰ることにした。

が、空港内は大混乱だった。鉄道は台風のため復旧しておらず、バスも動いてはいるが高速が閉鎖されているため時間がかかる。それでもそのチケットを求めて人が列をなしている。欠航になった客と到着した客が混じって、大混乱だ。周辺のホテルも片っ端から電話を入れたのだが、満室だ。

ずるをして、出発ロビー(4階)に着いたばかりのタクシーを拾おうとしたら声をかけられ、東京に戻るから割り勘で行こうと言われた。それに乗じて、3人で割り勘にして東京に戻ってきた。タクシーは東京から成田までの道は一般道で来ざるを得なかったとのことだったが、幸い、高速に乗ることができたので、どうにか日づけの変わるころには帰り着くことができた。やれやれ。

さて、僕はどうすればいいんだろう?