2010年6月26日土曜日

映像は残酷だ

 昨日は卒論ゼミの学生と武蔵境の居酒屋パンダへ。テントウムシがいたので写真に撮ったが、ブログ用に画像を小さくしたら何が何だかまったくわからなくなったので、載せない。


 で、何がどんなふうに展開したのだったか、気づいたらカラオケボックス。誰がどうしたのか覚えていないが、何枚か写真を撮られていた。しかもぼくのデジカメで。若い連中の隣に映っている自分を見ると、老いと醜について考えさせられる。映像は残酷だ。

 大学の駐車場に乗り捨てた車を取りに行く途中、吉祥寺ブックファーストに寄り、買ってきた。

 島田雅彦『悪貨』(講談社、2010)

 すてきな付録がついていた。これだ。

 でもこれの前にあれとあれとあれを読まなきゃな。

 それとは別に、今日はセルジオ・レオーネの日と決め込み、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』を見て、そのうちレオーネとはまったく無関係な『第三の男』なんてものまで見た。スイスなんて作ることができたのは鳩時計くらいのものじゃないか、とのセリフは観覧車のワゴンの中で言われたと思っていたのだが、それは勘違い。降りてからのセリフだった。

 オーソン・ウェルズもクリント・イーストウッドも驚くほど若かった。映像は残酷だ。