29日(木)は、予告どおり、「表象文化とグローバリゼーション」のシンポジウム「グローバリゼーションの空隙:文化と周縁」。都立大学の福島富士男さん(ゴーディマの翻訳や『アフリカ文学読みはじめ』)、早稲田大学の都甲幸治さん(ジュノ・ディアスを翻訳中!)、東京外国語大学の沼野恭子さん(近年の活躍ぶりときたら!)とともに壇上に上がり、"smallest details"について語る。
で、おまけのようにしていただいた。沼野恭子『ロシア文学の食卓』(NHKブックス、2009)。
1枚目にトルストイ博物館のサモワールの写真を配し、読者を引き込む。一枚めくるとニコ・ピロスマニの絵『家族のピクニック』。去年、東急の「ロシア・アヴァンギャルド展」で見て気に入ったやつだ。そしてボルシチやらレストラン「オブローモフ」の前菜の並ぶ図やら……おいしそうな1冊。
金曜日はいつものごとく授業尽くし。5限後、学生たちとメキシコ料理。
土曜日は午前中、博士後期課程の面接試験。「これってやっぱり、ヌーヴェル・ヴァーグだよね。トリュフォーとかゴダールとか、ちゃんと読んでる?」などと言ってきた。
帰ってからあの仕事やこの仕事や……
あれ? もう1月は終わりか?