大学院教授会を含む4つの会議をハシゴしてすべてを終えたのは8時半。やれやれ、やってらんないなと思いながら研究室に戻ったら、嬉しいファックス。
『チェ・ゲバラの記憶』が増刷されたとのこと。しかも、3刷。初刷出版直後に2刷は決定したとかで、事後的にお知らせだとか。合計5000部の増刷だというのだから驚くじゃないか! かかわり方もその内容も、ぼくの興味関心(専門?)からすれば副次的な仕事だったことは誰もが認めるところだろうけれども、それでも、こうして自分のかかわった本が増刷になるなんてはじめてのこと。
うれピー。
紀伊國屋BOOK WEBというサイトがある。もちろん、あの紀伊國屋のサイトだ。そこでぼくの名を入れて検索すると、ぼくの名が表紙に載った5冊の本が新着順に表示される。
日本で出版された本には、ぼくの名が表紙に載ったものはあと3冊あるのだけど、まあ、今はそれはどうでもいい話。ともかく、その5冊は新着順なのだが、ここの優れたところは、「売れている順」に並べ替えられるところ。
やってみるといい。さすがにトップは『チェ・ゲバラの記憶』なのだ。やっぱり売れているんだな。
しかし! なんと、2番目に来るのは『ラテンアメリカ主義のレトリック』なのだよ! これはすごい話。増刷に負けず劣らず嬉しい。3位が『劇場を世界に』だから、エディマン/新宿書房さんには少し何か恩を返した気分。ふふふ。