2009年1月22日木曜日

ラブレターやら何やら

ちなみに、昨日書いた「ぼくの名が表紙に載った」「日本で出版された本」の残りの3冊のうち2冊はスペイン語の教科書。だからまあ、紀伊国屋BookWebに掲載されていなくてもしかたがない。もう1冊は『ホセ・マルティ選集1』。3冊に共通するのは、20世紀に出版された本ということ。

朝のうちに1ヶ月も先に締め切りを控えた「ラブレターのすすめ」という短い文章を書いて送付。どこにどのような形で掲載されるかは、また後ほど。締め切りが1ヶ月も先だから、実際世に出るのはもっと先の話。

「読書のすすめ」とか「恋愛のすすめ」とか、いくつかの中から選んでいいぞ、と言われたので、では「恋愛」を少しひねって「ラブレターのすすめ」で、とお引き受けした次第。先日のリレー講義「テクストの宇宙を行く」で、「読まれなかった手紙/愛の手紙」という題で話をして、人間は思春期にはラブレターを書かなければならないと言ったら、意外に反応がよかったので、調子に乗って、……

午後はずっと授業。5限後すらも授業。大学院「多分野交流」というエクストラの授業。未来派の舞踊についての話をうかがった。うむ。そうそう。この時代のそんなテーマに興味を持っている人なら、是非とも、バレエ・リュスやモンテカルロ・バレエ・リュスに参加したバレリーナを主人公にしたカルペンティエール『春の祭典』を読んでいただきたいものだよ。