2016年5月4日水曜日

(トド)ポデローサと今日も行く

昨日、「トドポデローサ」と書いたのは、若きゲバラが南米大陸縦断に使ったバイクの名がそんなのだと思っていたからだが、実は、ポデローサだった。Poderosa 力のあるやつ(女性形なのはバイクmotoが女性名詞だから)。Todopoderosaだともっとすごい力になってしまう。万能だ。

まあいいや。そんな感じなのだ。そんな感じのバイク(自転車)で、今日も散歩に出かけた。小石川植物園だ。

ここは東大の付属施設だから関係者としてただにしてはくれまいか、せめて割引してはくれまいか、と交渉する気満々で行ったら、今日は入場料無料だと。

……みどりの日とはそういうことなのだ。

ここも大学時代、クラスメイトの女の子を誘って訪ねた記憶はあるのだが、……はて? どこまで進んでも記憶はよみがえらないな。

芭蕉なんて木はわが家の庭にもあったので、よくわかる。よみがえるのはもっと昔の、幼時の記憶だ。

ソテツだってあるし。

ヒマラヤスギには木登りするなと書いてあるし。だから木登りした幼時の記憶だけがよみがえるし。

メンデルのブドウ? なんのことだ?

ニュートンは本当にりんごが落ちるのを見て万有引力の法則を思いついたのか?

水晶宮と呼びたくなる温室。ここには立ち入り禁止なのが残念。

でも池の周りはかすかに記憶に語りかけてくるようだ。何だっけかな?……

植物園産ののど飴。本郷キャンパスでは520円のところ、植物園では500円で売っています。右は夏季限定。


東大の学生たちは、とりわけ農学部でない人たちは、自分たちのキャンパスにこんなのがあることを知っているのだろうか? これもまた自分たちのアルマ・マーテルなのだとの自覚があるのだろうか?