ジャン!
これは何でしょう?
肩当てだ。
唯一難点があるとすれば、ストラップが細いことだ。細いと肩に食い込んで痛い。
で、この肩当てを取り寄せた次第。
こうして負荷を分散したリュックをからげ、こんなものを
買いに行き、途中、
こんな光景を撮ったりしていたのだった。
経済発展の要素の一部とみなされる基本的自由を拡大するには、さまざまな制度とそのような諸制度による保護とが必要です。民主主義的な経済運営、市民の権利、基本的人権、自由で開放されたメディア、基本的教育と健康管理を提供する施設、経済的セーフティ・ネット、そしてこれまでおろそかにされてきて最近ようやく注意が払われるようになった女性の自由と権利を保護する諸制度などが必要なのです。(57)
こちらは昨日のトークショーに駆けつけてくださった〈ボラーニョ・コレクション〉訳者陣。斎藤さん、久野さん、野谷さん、柳原さん、それぞれの担当した本とともに、貴重な記念の一枚です。 https://t.co/9B6SyURRPU pic.twitter.com/GP9EJH80eI— 白水社 (@hakusuisha) 2017年9月26日
①……この短篇は白い象が出てくる別の短篇を思い起こさせる。実を言うと、女性は妊娠していて、ひそかに子供をおろしたいと思っている。それがこの短篇の秘められた物語である。②……この短篇は若い女性の性的欲求不満を描いている。そのせいで猫がほしいと言っているのである。③……実を言うと、この短篇は戦争が終わったばかりで、北アメリカの援助を必要としているイタリアの悲惨な状況を描いたものである。④……この物語は性交後の倦怠感を描いている。⑤……新妻は、夫の同性愛的な要望に応えるためにボーイッシュな髪にしているが、そのことに嫌気がさしている。⑥……新妻はホテルの支配人に恋をしている。⑦……男は本を読みながら、同時に妻の話に耳を傾けることはできないと言わんとしている。これは穴居時代に端を発するもので、男たちは狩猟に出かけ、女たちは洞窟に残って食事の用意をする。男たちは沈黙の中で思索することを学び、女たちは気がかりなことを口に出してしゃべり、さまざまな感情に基づいて関係を築き上げていく。(24-25ページ)
チドリャ ハマチドリャ(ルビ: 千鳥 浜千鳥)
ヌガウラヤナキュル(ルビ:何故 お前は 泣き居る)
カナガ ウモカゲヌ(ルビ:君が 面影の)
タチドゥ ナキュル(ルビ:立つ故に 泣き居る)
(……)
「革命博物館まで何分ぐらいですか?」
「……15フングライ」
また無言。
「暑いですね」
「……オヒルハモットアツクナル」
それから革命博物館に着くまで二人はずっと無言だった。
ぼくは気づいた。
「マルチネス、人見知りだわ」(65-66)
東京で見る、しっかりとリードにつながれた、毛がホワホワの、サングラスとファーで自分をごまかしているようなブスの飼い主に、甘えて尻尾を振っているような犬よりよっぽどかわいく見えた。(77)
ぼくは思わず「ははははは!」と声を出して笑ってしまった。
なんでだろう、めちゃくちゃ綺麗な海に辿り着けたことがおかしくて仕方なかった。(158)