東大が採っている複雑な仕組みのカレンダーのおかげで、今週は東大の授業はない。他大はあるが。そしてまた、土曜日の立教の授業もない。入試の日だからだ。つまり今週は、比較的ゆったりした週だ。
昨日、14日(火)にはコロンビアの作家エクトル・アバッド=ファシオリンセの講演を聴きにセルバンテス文化センターに行ってきた。当初の予定になかったことだが、彼の講演の前に、娘が撮ったドキュメンタリーが上映された。僕は知らずに行って、最後の10分くらいだけ見た。アバッドは1987年、父親を殺され、亡命のようにしてコロンビアを去る。その経緯を彼のおそらく一番知られている小説 El olvido que seremos に綴っているわけだが、映画はその辺りの事情を当時のフッテージなど交えながら作ったものだった。
今日届いた荷物はこれ。
ラッセル・ホッブズのヤカン。注ぎ口が細く、コーヒーを淹れるのに向いている。