9月22日には非常勤先の大学のひとつが開講し、23日(土)も立教のラテンアメリカ研究所の講座が始まった。が、その日は授業を終えると京都に飛んだ。
恒例のハンバーグラボ参り……
ではない。世界文学・語圏横断ネットワークの研究会だ。今回は会場が同志社大学。
美しいキャンパスなのだ。比較的新しい良心館が会場(写真は異なる校舎。彰栄館、かな?)。
二日目の25日(月)午前中のパネルは「文学首都とその分身」。僕が司会を務めた。東大の駒場の学生たちのパネルだ。パスカル・カザノヴァ『世界文学空間』の提示する「文学首都」とその「分身」の概念を出発点にアルジェやニューヨーク、サイバー空間という「分身」または「文学場」などの立ち上がる様子を追った研究発表。
その日、最後の発表は聞くことができず、というのも、取って返した今度は東京へ。
『チリ夜想曲』出版記念兼ボラーニョ・コレクション完結記念トークショー(野谷文昭対小野正嗣)を聞きに。
終わって久野量一さんや斎藤文子さんも交え、コレクションの訳者揃い踏みで写真を撮ったが、きっと、やがて白水社のツイッターに掲載されると思う(いや、もう掲載された)。
こちらは昨日のトークショーに駆けつけてくださった〈ボラーニョ・コレクション〉訳者陣。斎藤さん、久野さん、野谷さん、柳原さん、それぞれの担当した本とともに、貴重な記念の一枚です。 https://t.co/9B6SyURRPU pic.twitter.com/GP9EJH80eI— 白水社 (@hakusuisha) 2017年9月26日
そして今日、否応なしに東大の授業が始まった。
ああ!……