2017年9月26日火曜日

狼狽える9月末

9月22日には非常勤先の大学のひとつが開講し、23日(土)も立教のラテンアメリカ研究所の講座が始まった。が、その日は授業を終えると京都に飛んだ。

恒例のハンバーグラボ参り……

ではない。世界文学・語圏横断ネットワークの研究会だ。今回は会場が同志社大学。

美しいキャンパスなのだ。比較的新しい良心館が会場(写真は異なる校舎。彰栄館、かな?)。

二日目の25日(月)午前中のパネルは「文学首都とその分身」。僕が司会を務めた。東大の駒場の学生たちのパネルだ。パスカル・カザノヴァ『世界文学空間』の提示する「文学首都」とその「分身」の概念を出発点にアルジェやニューヨーク、サイバー空間という「分身」または「文学場」などの立ち上がる様子を追った研究発表。

その日、最後の発表は聞くことができず、というのも、取って返した今度は東京へ。

『チリ夜想曲』出版記念兼ボラーニョ・コレクション完結記念トークショー(野谷文昭対小野正嗣)を聞きに。

終わって久野量一さんや斎藤文子さんも交え、コレクションの訳者揃い踏みで写真を撮ったが、きっと、やがて白水社のツイッターに掲載されると思う(いや、もう掲載された)

そして今日、否応なしに東大の授業が始まった。


ああ!……