昨日NHK-BSで『コットンクラブ』をやっていたものだから、ついつい見てしまったのだが、キャブ・キャロウェイの「ミニー・ザ・ムーチャー」が歌われるシーンで『ブルース・ブラザーズ』を思い出した。まあそれは当然の成り行き。
が、昨日は加えて別のものへと思念が飛んだ。
レゲエ・フィルハーモニック・オーケストラ『レゲエ・フィルハーモニック・オーケストラ』(Island Record、1988)
これの一曲目が「ミニー・ザ・ムーチャー」だった。聴きたくなってCDを探したが、昨日は見つからなかった。Amazonで調べたら中古品がたくさんあったのだが、そんなことより、その情報が気になった1992年リリースとなっていたのだ。
おかしい。ぼくは1991年にメキシコに留学に行く際に、いろいろと迷ったあげく、これをジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペッリSouvenirsらとともに持っていったのだから。ウォークマンで聴くために、これらをダビングしたテープを、ということだ。
どういうことだろう? と思っていたら、何のことはない、今日、本格的に探してみたら出てきたそのCDは1988年だった。
でもなぜAmazonの情報では92年になっていたのだろう? 版の違いかな? レコード……CDも「版」というのかな、初版、第2版、等々と?
ミカエル・ライリー(マイケル・ライリーでもテリー・ライリーでもない。ウエストミンスター大学の先生などもしているらしい)がストリングスなどを募って編成したアンサンブルで、この後、2枚くらいはアルバムを出しているみたいだ。それらは聴いたことないけれども、ともかく、ずいぶんと久しぶりにこのアルバムを聴いたという次第。