2010年12月4日土曜日

かわいい子供(たち)

別にぼくの趣味ではないが、いくつかぬいぐるみのようなものを持っている。学生からもらったのだ。まあ、こうしたものをくれるのは女子学生だけど、男子学生からもらったらおかしいな、と思う。

で、ともかく、もらいものだから、持っている。捨てるわけにはいかない。ちょっと恥ずかしいな、と思いながら持っている。くれぐれも、ぼくの趣味ではない。でも捨てない。もらい物だから。教え子の分身だからだ。子供みたいなものだからだ。これを捨てるくらいなら着なくなった服を捨てる。身軽になりたいから。

で、先日、ちょっとした服を買ったときにもらった熊。ぬいぐるみを捨てるくらいなら服を捨てるといっていたぼくが、服を買ってぬいぐるみをもらった。さすがに服屋らしく手脚がボタンで留まったこのぬいぐるみ、置き場所もなく所在なさげにマックの隣に座っているのだが、ふと何かを思い出させた。以前、卒業する学生たちにもらった熊のぬいぐるみがこれに似ていると思ったのだ。さすがにこんなチェック柄ではなかったと思うけど。