2月に入ってからすっかりブログの更新を怠ってしまった。
4日には卒論の口頭試問があった。
それに関係してくるので、グレタ・カーウィグ『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』シアーシャ・ローナンほか(USA, 2019)を観た。評判を聞きつつも見損なっていたやつだが、なるほど、すばらしかった。
5日には東北大学主催のソル・ケー・モオの講演会をウェビナー聴講。9歳から祖父に性的に虐待されてきたという話から始まり、ラテンアメリカのそしてメキシコの文学から女性が排除されていたさまを概観、現在の自分のマヤ語で書くフェミニスト作家としての心情を説明。
こんなふうにノートを数ページ、取った。
本来なら6日なのだろうが、その日は日曜だったため、4日になったと思う。『すばる』3月号にバルガス=リョサとガルシア=マルケスの対話の記録 Dos soledades から3本のインタヴュー記事を訳して掲載した。
7日が修士課程の入試二次口述試験。そして今日、9日が博士の二次口述、および修士論文の口頭試問。シャーリー・ジャクスン、『レモネード・ジョー』、マリオ・バルガス=リョサ、ジュリー・オオツカ、アンドレイ・ベールイ……
つまりこのところ忙しかったのだ。他者の文書に埋まっていたと言おうか。
残るは来週のミラン・クンデラについての博士論文審査。
さて……