今日、11月11日はポッキー・プリッツの日だ。
そして拙著『テクストとしての都市 メキシコDF』(東京外国語大学出版会)の出版日。めでたい。
が、刷り上がったばかりの本をめくってみれば誤植が見つかるのはほぼ常に出版にまつわる悲劇。あんなに校正を重ね、何度もチェックしたはずなのに!……と悲しくなる瞬間。
今回も見つかってしまった。誤植。
今回の本には折り込みで、そしてページ途中にも地図がついている。可愛らしく、とても役に立つ素晴らしい地図だ。ところが、その地図内のスペイン語表記にミスが見つかってしまった。
折り込みの地図にある地名が、まず、2カ所間違えている。
×CONDEZA→ ○ CONDESA
×BENITO FUAREZ→ ○ BENITO JUAREZ
さらに26ページの地図の通りの名が間違えている。
×Alvard Obregon → ○Alvaro Obregon
本当はObregon も Obregón でなければならないのだけど、地図内はさすがにアクセント記号が出なかったらしく、これはしかたがない。ともかく、綴りが間違えているのだ。
加えて、文献一覧第3章の3冊目
×— 68, Prólogo Elena Poniatowska— → ○ —68, Prólogo de Elena Poniatowska—
(下線分が訂正箇所)
斜体字にすべきものがなっていない例はほかにもあるのだが。
そんなわけで、本書を手に取られた方々は、これを参考にしていただきたい。
版元に郵送を頼んだ分はともかくとして、自分で送ったり渡したりするものには手書きで訂正を入れてある。著者サインの代わりだとうそぶいてみたのだが、さて……
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