先日受診した胃の検診の結果が出てきて、噴門部のひだがちょっと変だから内視鏡で検査しろとのこと。
噴門部というのは食道と胃の接合部のあたり。食物を飲み込むときには開き、消化しているときには閉じて逆流を防ぐ箇所らしい。それがどんな場所であれ、健康診断で引っかかるのは初めての話だ。
やれやれ。自覚症状はなかったのだが、検査しろと言われると、なにやら具合が悪くなってくる。そういえばこのところ食が細っている気もする、などと考えすぎたりする。ぼくには心気症の気があると言われたことがある。心気症というのは自分が病気ではないかと気にしてしまう症候のことだが、まったく、そのとおりだ。検査しろと言われて、病気になった気分だ。
内視鏡の検査というのはこれで二度目なのだが、なんだか気が重い。
気が重い、と思っていたら、あまり引き受けたくない方の仕事が回ってきたりして、ますます重い。
やれやれ。