連休でFB上には友人や学生、卒業生たちの楽しそうな写真が満載だ。中には「ゴールデンウィークの正しい過ごし方」というミニアルバムを作って、たぶん、房総あたりへの旅行の写真を載せている者もいた。
ま、つまり、仕事しているということだ。
行楽に使う金を削減するのが「縮小経済を生きる」ことだというのではない。この机の布陣が、だいぶすっきりとしたなあ、という話。
かつて、机にいちばん近い本棚には、ずらりと辞事典類を並べたものだが、今では最少で済ませている。研究室にはもっとあるけれども、ともかく、最少で済ませている。いくつかの辞書はiPad miniの中のアプリとして収まっている。アプリではないけれども、スペイン語の最もオーソドックスな定義をしているスペイン王立アカデミーの辞書は、ネット検索するためのアプリが、無料で配布されており、やはりそれがiPad miniに収まっている。紙の辞書では、現在、もっぱら使うのは、机上に見えるサラマンカの辞書だけだ。
インターネット上の検索といえば「ジャパンナレッジ」を重宝している。『日本国語大辞典』や『ランダムハウス英和辞典』、『ニッポニカ』の百科事典など、かなり多くの辞事典類がクロス検索できるのだ。もちろん、個別の検索も。そして日本古典文学全集とか文庫クセジュの多くのタイトルなどの全文すら読める。
有料なのだが、最近、使用料を少し多めに払うだけで集英社の『世界文学大事典』も閲覧可能になることを知った。この事典はこれまで、他のネットワーク経由で、別個に会費を払って使っていた。計算したら、ジャパンナレッジに追加で払ってもこの別個の会費よりも安上がりになることが判明。すぐさま解約し、ジャパンナレッジに統合することに決めた。
引っ越して以来、インターネットへの接続はemobileのポケットWiFiで行っている。新たなプロバイダと契約せず、それまで持ってはいてもほとんど使わずにいたこれを、せっかくだから使ってみようと思ったのだ。不都合を感じるようだったらJ:COMにでも頼めばいい(回線は来ているので)と思った次第。今のところ、特に不自由は感じない。
さ、仕事仕事。貧乏暇なし、って感じだ。