2023年1月15日日曜日

暴君に抗って

冬のはじめに暴君・小池百合子がタートルネックで冬を乗り切れ、などと言っていた。電力不足に備えろということだ。


冗談じゃない。まったく、「欲しがりません勝つまでは」とでも言いたいのか。


困ったことがあった。ちょうど昨年末、だいぶ久しぶりにタートルネックのセーターを買ったところだった。



こんな写真を調子に乗ってInstagramにアップしたのだった。タートルネックにヘリンボーンのジャケット。最高の組み合わせだ。しかし、これを着ていたのでは、まるで暴君のいいなりになったみたいで悔しい。どうしてくれるのだ!



こうしてみた。違いがわかるだろうか? モックネックだ。タートルネックほど襟が高くない。折り返さなくていい。かつてタートルネック同様これも活躍していた。それを久しぶりに買ってみたのだ。


これにはもうひとつの目論見があった。今月末に何泊か旅行に出る。旅行では、特に秋・冬は着替えを最小限に済ませるためにクルーネックやVネックではないセーター(つまり、シャツが要らない)を着続けることが多い。タートルネックやモックネックが重宝する。今度行くところはそんなに寒くもないからタートルネックだと暑く感じるときもあるかと思い、もう少し涼しい感じのモックネックが欲しいと思っていたのだ。


この格好の上に裏地を着脱できるコートを着ていき、三重・四重の調節を可能にする。ひと晩だけシャツ(と、たぶん、場合によってはネクタイ)が必要だが、それ以外はこのセーター姿でいこうと思う。