そんなわけで僕は、来年度、放送大学の授業を担当するのだった(シラバス)。
朝早くから1日かけて2回分、収録してきた。
5時までには終わらせる予定と聞いていたので、そのくらいまでやる覚悟でいたのだが、3時半には終わった。良かった良かった。
僕は授業や講演などではきちんとした原稿を書くことはあまりない。あるいはあったとしても、そのまま読むことはない。今回も当然、原稿は用意したわけで、いつものようにそれをベースに適当にふくらませて、……というつもりでいたのだが、そんなわけにはまったく行かず、きっちりとした計算通りに内容が進行し、プロンプターもばっちり出されてみると、案外原稿どおりに読んだのだった。
つまり、いつもよりおすまししてしゃべっています。
僕の話以外にも非常に興味深い動画を挿入しているのだ。活字教材にはない、実際の講義の特典。
テクストの朗読を濱中博久さんにお願いしたのだが、これがさすがに実にかっこいい。
ひと晩家を空けたので、帰宅後の部屋に暖房を灯しても温まるのに時間がかかったのだ。
1回目の収録は、このジャケットで臨んだのだ。