ジャン!
ビールと棒々鶏、それにレンコンのはさみ揚げ。このあと棒餃子が来る。
こんな電飾のあったとある駅前のビルの4階の中華料理屋で、今日は夕食。これからホテルに向かうのだ(……いや、この文章はもうホテルの中で書いているのだが、この写真の時点からみれば、ということ)。
放送大学の来年度からの「世界文学への招待」(野崎歓さんと、それから阿部公彦さんが主任ということになるのかな?)という講義を2回ばかり分担することになり、その収録が明日、朝からあるので、いわゆる「前乗り」というやつだ。
僕は初回(第9回)で『百年の孤独』の紹介と作品分析、2回目(第10回)で『百年の孤独』の前後の情勢とこの作品のインパクトについて語る。
講義内であるビデオ教材を使おうと思ったが、その権利問題の調整が手間取り、当初の予定より遅れて、今回収録と相成った。
話は変わるが、
ニトリで「お値段以上」のこんなものをひどく安く買い、置いてみた。「ひどく安い」けれども「お値段以上」だから反発力があって座り心地はいい。
家具の配置を変えていろいろ生活の様態についての内省を重ねた結果、ワークチェアを多機能化して過度な負荷をかけ、肥大化させるような、そんな大仰なものは要らないだろうとの結論に達した。以前、鎌田浩毅を引用したように(リンク)、仕事の椅子(立っている時が多いが、座っている時はダイニング・チェア)とリラックスする椅子がひとつずつあればいいのだ。何の飾り気もない、付加価値もない、普通の椅子。
それまで使っていたワークチェアは今、書庫(というより倉庫の様相を呈してきた)に置いてある。
この肉を食べたときに一緒にいた連中(つまりは教え子だが)にワークチェアを処分しようかと思うと話したら、それはもったいない、売ればいいのだと言われたのだが、売るには自分で発送しなければならないので、それも面倒だ。取りに来てくれる方、あげます。以前も写真にあげた椅子のことだ。