とはいえ、土曜日の午前中は立教での授業(ラテンアメリカ講座)なので、それを終えてから八王子まで行くと、もう研究発表は聞くことはできず、記念講演、総会、懇親会だけ参加。2日目の今日は文学の分科会でディスカッサントの役目を果たさねばならなかった。だから昨晩は八王子に宿泊。
分科会はなかなか面白かった。メキシコの先住民女性文学をフェミニズムの見地から紹介するもの、ロサリオ・カステリャノスの短篇における家族の描かれ方(これに僕はコメントした)、『百年の孤独』の豚の尻尾のモチーフを動物化の道具立てであるとしてテクストを分析するもの。
日本ラテンアメリカ学会の場合、日曜の午後はシンポジウムで締めるものだが、それには参加せず、友人たちと昼食へ。
さて、来週はイベント続きだ。