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2022年6月5日日曜日

日本のホテルは狭いのだ

土日は京都に行っていた。日本ラテンアメリカ学会第43回大会に出席のため。


前夜から乗り込んでいたのだが、急な仕事のため初日午前中の発表は聞けずじまい。ま、No asshole priciple というやつだとの説もある。


午後からの分科会1「ラテンアメリカをめぐる国際政治」での中沢知史さんの発表「ウルグアイにおけるファシズムの台頭とラテンアメリカ主義思想形成――戦時期南米南部における政治外交史の一側面」のディスカッサントに指名されたのでコメントしてきた。


最近の学会の傾向として、発表者は事前にペーパーを提出、一発表に対しひとりディスカッサントを立て、討論の切り口にする、ということをやる。僕はその討論者。


1930年代にウルグアイにファシズムが勃興したことに関する話だったので、その時期、アルゼンチンとブラジルで大使として過ごしたアルフォンソ・レイェスがラテンアメリカ全般の和平のための工作をしていたことを、21世紀に入ってから公刊された彼の外交官としての仕事に基づいて紹介し、かつ369月にブエノスアイレスで開催された二つの会議のこと(ペンクラブの国際大会と国際連盟知的協力機関の会議)も話した。


夜はここ



その名も “Órale” で若き友人たちと食事、その後、古くからの友人に合流し馬刺しなども食べた。


二日目も盛りだくさんの内容だったが、文学の分科会に参加。南映子さんのクリスティーナ・ペリ=ロッシのセルバンテス賞受賞スピーチの分析の話など。



昼にはこんなカップでコーヒーなどを飲んだのであった。



ちなみに、ホテルは狭いので、こんな最小設備で臨んだ。正解であった。

2020年7月8日水曜日

事後報告

5日(日)には台湾の淡江大学での第9回村上春樹国際シンポジウムで発表した。リモートでだけど。

僕の発表は以前書いた「羊男は豚のしっぽの夢を見るか?」の内容を紹介しつつ、村上春樹の「キャラクター小説」としての成り立ちを『海辺のカフカ』や『騎士団長殺し』について、上田秋成のテクストの利用と関係づけて確認した。

2日目のその日の基調講演は沼野充義さんで、彼はもうすぐ発売されるはずの短篇集『一人称単数』の既に雑誌に発表済みのものと、先ごろ単行本化された『猫を捨てる』を取り上げて、作品内作品を提示するための仕組みとしての一人称単数という話をしておられた。7日(火)の授業でオートフィクションについて話す予定だった僕にも大いに役立つ話。さっそく授業で引用した。

2019年8月14日水曜日

修正シエスタ宣言


85日に博士論文の審査を行った翌日、6日からは一泊二日で湯河原に合宿に行った。現代文芸論研究室の合宿だ。

なかなか立派な研究発表などを拝聴した。

帰京して翌8日はオープンキャンパス。研究室ツアーというので高校生たちを迎え入れた。

さらに翌9日には運転免許証の更新に行ってきた。

年々人相が悪くなる。写真は旧免許証。

前回、シエスタ宣言をしたのだが、修正。

昼、外に出ないということは、昼、仕事をすればいいということだと気づいた。僕はだいたい朝仕事をして昼に移動、夜も仕事、という感じで生きている。そうではなくて、昼、仕事をして朝や夜に移動したり外出したりすればいいのだということだ。

昼間仕事して、夜に出かけてみた。不思議なものを発見した。

ところで、去年だったかおととしだったか買った、これ。

エスパドリーユ。スペイン語で言うalpargata。夏はこれがあるとひどく助かる。エスパドリーユといえば地中海。今年の夏はこれをはいて地中海に行くのだ。


でもその前に、もうすぐこれ(リンク)だ

2019年6月2日日曜日

六月はイベントの月


日本ラテンアメリカ学会第40回大会というのに行ってきた。この2日のこと。会場は創価大学。八王子から4キロばかり行ったところにある。さすがは立派なキャンパスだ。

とはいえ、土曜日の午前中は立教での授業(ラテンアメリカ講座)なので、それを終えてから八王子まで行くと、もう研究発表は聞くことはできず、記念講演、総会、懇親会だけ参加。2日目の今日は文学の分科会でディスカッサントの役目を果たさねばならなかった。だから昨晩は八王子に宿泊。

分科会はなかなか面白かった。メキシコの先住民女性文学をフェミニズムの見地から紹介するもの、ロサリオ・カステリャノスの短篇における家族の描かれ方(これに僕はコメントした)、『百年の孤独』の豚の尻尾のモチーフを動物化の道具立てであるとしてテクストを分析するもの。

日本ラテンアメリカ学会の場合、日曜の午後はシンポジウムで締めるものだが、それには参加せず、友人たちと昼食へ。

さて、来週はイベント続きだ。