何かの翻訳小説で「アマランサス色」という単語をはじめて見たのはもうだいぶ前の話だ。どの作品で見たのだったかは忘れてしまった(ガルシア=マルケスだったような気もするが、確かではない。その後も何度か、あいるは何度も見てきたのだろう)。「アマランサス」という語はすぐに記憶に定着した。でも、「アマランサス色」がどんなものなのかはわからなかった。「アマランサス」が何なのかもわからなかった。
これだ。売っているものなのだ、スーパーなどで。雑穀で、米に入れて炊くといいよ、というブツだったので、なんとなく買ってみた。
うーむ、何てことはない、黄土色だ。だと思う。そしてこれを米に入れた結果、何かいいことがあったのかどうか、まだわからない。
エドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』松本健二訳(白水社)
R・リーバス&S・ホフマン『偽りの書簡』宮﨑真紀訳(創元推理文庫)
その他にも最近、著書を2冊、訳書を1冊、いろいろなかたからいただいた。皆、盛んだ。
僕は果たして、次にいけるのだろうか?
※) その後、友人から「アマランサス色」はアマランサスの花の色、赤紫ではないかとの指摘をいただいた。うむ。そうかもしれない。
※) その後、友人から「アマランサス色」はアマランサスの花の色、赤紫ではないかとの指摘をいただいた。うむ。そうかもしれない。