マックを乗せているのは片側だけで支える形式のラックなので、やはり今ひとつ安定感を欠く。せめてこんな(それこそ、文字どおり演台だ!)のにした方がよかったかもしれない。きちんとしたスタンダップ・デスクを置いた方がいいのかもしれない。座り仕事(本を読むとか、そういうの)用には肘掛け椅子でいいのだ。書斎の配置を根本から変えた方がいいのかもしれない。
さて、ところで、立った方が仕事がはかどるのではとの思いからこんなことをしているのだが、実際に配置の変化などにかかずらっているようでは本末転倒だ。仕事をはかどらせるために仕事をしない。うむ、パラドクサルだ。なんというか、自己啓発本などの並びにある仕事術指南書のたぐいのようだ。いかに仕事を効率化するか、そんなことに悩んでいる間に仕事の時間が過ぎて行く……という感じ。
いやいや、それどころではないのだ。たまった仕事がうんとあるのだ。
ところで、昨日は(いつものことだが)通算で10時間ばかりも仕事をしたのだが、そのうち8割くらいは立っていたと思う。あるていどの運動をこなした後のように疲れた。おかげでぐっすり眠れた。立って仕事をするということは、能率を上げるだけでなく、そんな効果があるのかもしれない。それとも、大塚でうっかり運動部新入生みたいな昼食を食べてしまったために、腹ごなししようと池袋まで歩いて行って(昔よく歩いた、勝手知ったるルートだ)、そこから大学に向かった、その散歩が効いているだけなのだろうか?