CRIOLLÍSIMO
大学教員 柳原孝敦の日々の記録。読んだ本、読んでいない本、見た映画、見ていない映画などについて
2009年5月21日木曜日
外国語のように日本語を読む
大学院博士後期課程の課外授業、多分野交流の一環として、柴田勝二さん(『中上健次と村上春樹』)のお話「村上春樹と現代世界――エルサレム・中国・歴史」を伺う。
中田+田村=甲村だから、『海辺のカフカ』の中田さんと田村カフカは甲村図書館で交差するのだということなど。こうした名前の解読は外国語(たとえばスペイン語)で小説を読んでいるとよく気づくのだけど、なまじ日本語だと見過ごしがち。日本語を外国語のように読むことのできるひとならではの読解。
夜も8時頃になると1階のゴミ箱はこんなになっていた。なんだか面白かったので、一枚。
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