2020年12月6日日曜日

映画監督気分

前回書いたように、ヨーロッパ系の人はミニマリストを自称していてもソファやカウチは持っている。それらはミニマルな家の要素という考えだろう。日本のミニマリストたちはソファなど持っていないことが多い。


僕もどちらかというとソファはミニマルな要素だと考えていた節がある。


が、つらつらと思い返すに、ソファでは特にくつろいだという意識はないのだった。1人がけの肘掛け椅子(これすらも1人がけのソファと称する者はいるにしても)で充分。


今の家に越してきてから、以前の家に置いていた肘掛け椅子が少し大きく感じた(レイアウトの問題)。それで小さめの2人がけのソファにしてみたのだった。が、やはり今ひとつなのである。やっぱり2人がけがいいかもよとアドヴァイスをくれた人が隣に座りに来るわけでもなし、やはり肘掛け椅子がいいのだ。


が、かつてのそれはもう処分した後だった……


そこで、取りだしてきたのが、ディレクターズ・チェア。これが僕は案外好きだ。これまで臨時の椅子としてしか使わなかったこれを、改めてソファの代わりに置いてみた。



なかなかいいじゃないか。本当はサブの机はダイニング・テーブルにもなるものがいいとは思うのだが、この間取りではそう贅沢は言えない。