昨日、メキシコ文化フェアなるものに参加してきた。内幸町ホールでの宇野和美さんとのトーク。「ブックフェアで本と出会う――ネッテルとメキシコの現代作家たち――」
まずは宇野さんが、彼女が2年ごとに参加している(コロナ以前はということ)グワダラハラのブックフェアの話を写真もふんだんに披露、そこでグアダルーペ・ネッテルとも出会ったことなどをとっかかりにネッテルの『花びらとその他の不穏な物語』の紹介した。少しやりとりしながらその感想、印象などを述べた。
僕はそのネッテルの長篇小説 El cuerpo en que nací の一節を引用、そこに言及されていた首都の鉱業会館のブックフェアのこと、それが古本屋のフェアと併行していること、近くの古本屋街のこと、それを記述したボラーニョの引用などから自著『テクストとしての都市 メキシコDF』のこと、それが書店に始まり書店と図書館に終わっていることを掲載しなかった写真などを示しながら紹介した。
なかなかの盛況であった。
そして焼売などを食べながら、打ち上げ。
ところで、プロジェクターの映像を投影するのに、さすがにホワイトボード(前回の投稿参照)よりはスクリーンがいいだろうと思い、50インチ相当のスクリーンを導入してみた。
さすがにいい。