2016年5月3日火曜日

僕のトドポデローサ……2……


僕のトドポデローサ。ただし、2号。

前のアパートの駐輪場が雨ざらしで、しかも当時はあまり乗らなかったので、すっかり錆びついてしまい、チェーンも切れそうな勢いだったので、思い切って買い換えたのだ。自転車。

連休といえども家でちまちまと書いたり訳したり校正したり読んだりするだけの生活なので、少しは行楽らしいことを。

といっても、家のすぐ近く、六義園。日々の散歩だと思ってくれ。せめてこんなことでもしなければやってられないのだ。

学生時代、クラスメイトの女の子を誘ってここに来たら、翌日、スペイン語作文の授業(たまに出た)で担当の頑固者で知られるある先生が「昨日は授業をサボって六義園にデートに行きました」なんて例文を出してやろうか、とニヤリと笑ったので、監視社会の恐怖に背筋が凍ったものだ。そんな思い出の庭園。

ツツジが見頃との触れ込みだったが、このところの高温のせいだろうか、だいぶしなびていた。

比較的見頃なものを。


そして、まだタケノコのような竹。あるいはもう立派な竹のようなタケノコ。