ともかく、京都に行くのに大阪でしかホテルが取れなかったのだ。
しかも、なんというか、その社長のしゃしゃり出てくる仕方がなんだか怪しげだなと思っていたホテル。埼京線の板橋駅あたりに大きな看板があって、ホテルのビルよりも大きな社長の顔写真が出ている、あのホテルだ。
……やれやれ。
京都に行ったのは、去年の今ごろと同様、立命館大学での世界文学・語圏横断ネットワーク研究会に出席したのだ。アフリカ文学、越境文学、戦後70年の3セッション。
今年は果たして本当に戦後70年なのか? ということなど。
初日の懇親会の後にすっかり酔っ払って、12時も回ってからホテルには着いたので、値段のわりに狭いことなど気にはならなかった。酔っ払ってぐっすり寝た。
……でもなあ……