2015年8月15日土曜日

縮小は終わらない

昨日、久しぶりに「縮小経済を生きる」というラベルを使って、思い出した。そういえば縮小経済は続いているのだと。まあ安倍晋三が相変わらずの言いたくないことを言うための婉曲語法で下手な文学を展開した直後で、時代はますまきな臭くなるし、ここは緊縮しなければならないのだ。

最近、使うのをやめた電化製品が2つある。炊飯器とコーヒーメーカーだ。

必ず米を炊くとは限らない。家で料理を作る時でも米なしのこともある。だからそもそも頻度は少ないと思うのだが、そんな身にとってみれば、近年の炊飯器は焚くのに時間がかかってどうももどかしかった。鍋で炊けば10分で済むところを1時間近くかけられたのではたまったものじゃない。だから、やめた。

コーヒーメーカーは、非常勤で仕事をするようになって朝の余裕がなくなった20年ほど前に導入したものだ。朝だけこれでコーヒーを淹れる(昼や夜は手で入れるか、エスプレッソ・マシンで淹れる)。

飯にしてもコーヒーにしても手作りに戻ってみると、共通して言えることがある。手で炊いたり淹れたりすると、当たり外れがあるということだ。失敗した時にはかなりつらいが、成功した時には機械で作るものなどよりよほどうまい。逆に言えば電化製品は平均的な美味しいものはできるが、それ以上にはならない。さて……


というわけで、炊飯器とコーヒーメーカーは捨ててきた。少しだけ身軽になった。