2020年4月18日土曜日

3度目の正直(アパートメント・ツアー)


玄関を入るといきなり、本棚が迎える。これが意外と気に入っている。右の似顔絵はちょうど50歳の誕生日に教え子たちからもらったものだ。

まだ廊下といいたいところだが、数値上の広さをごまかすためにLDKに組み入れられているはずのスペース。この高さ90cmの本棚はコンパクトながら収納力が高くて、実に重宝しているのだ。上にもつり棚式の書架がほしいところ。

手前の部屋は書庫。だいぶ本棚の入る余地を残している。それでも、大学の研究室の本を全部持ってきたら、きっとこの部屋もいっぱいになるのだろうけれども、僕は適宜本を手放す方なので、どうにかここに収まるようにしたいものだ。

LDKとは名ばかりのスペース。ここを書斎兼用にするのだから、ますますLつまりリヴィングはどこにある、という感じだ。でもまあ、僕の生活なんて、机とソファがあれば成り立つ。これでいいと納得してこの部屋にしたのだ。今は空いている右側の壁につり棚を作れば、やはり幾ばくかの本がおける。

寝室にもまだ書架を置く余裕が充分にある。カシマカスタムみたいな本棚だったら全体でまだ10竿(10本?)以上入るはずだ。

次に公開するのは棚だらけになったこの部屋であり、さらにその次にはそこにぎっしり本が詰まった部屋のはず。果たして何年先になるのか……