2009年4月12日日曜日

開戦前夜

いや、つまり、明日から授業が始まるという意味で、それを「開戦」などとぶっそうな比喩で表現するのは元来ぼくの趣味ではないのだけど、何しろ今年は未知の領域に突入しようとしているので、戦々恐々としているという意味だ。

授業では週に通算30ページばかり(スペイン語で)読まねばならない。

そりゃあね、ただ読んで理解するだけなら1日30ページでも少ないくらいだ。でも理解することと授業で対応可能なように準備することはまったく次元の異なる話。時間がかかるのだよ。授業の準備は。

その他に週に10ページばかりは(スペイン語の)翻訳をしなければならない。140ページの原稿も夏までに書かなければならない(日本語で)。NHKの連載のために月に1冊は小説を読まなければならない(幸い、こちらはほとんどが再読)。そのほか、ここでは書けない秘密の仕事のために、果たして何百ページ読まねばならないのか……

そして3つほどの講義科目の準備と事後処理。受講生が少ないことを祈るしかないのだが、まあ確実に少なくはないと断言できる。

春物のシャツを買って、明日から大量にかくに違いない汗に備えた。

でもその前に今日中にあと4ページほど訳しておかないと、明日からがつらいんだよな。