マドリード・コンプルテンセ大学のダマソ・ロペス=ガルシア先生による講演「ジョイスとコルタサル」。
現代文芸論研究室創立10周年記念シンポジウム。文学を読む、語る、動く。
ぜひ!
立教のラテンアメリカ講座、文学の授業ではエドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』松本健二訳(白水社、2016)を読んでいる。これが面白いのだ。
日本語版『ポーランドのボクサー』は同名の短編集、中篇『ピルエット』、同『修道院』のそれぞれ一部を編み直したもの。しかし、たとえば『ポーランドのボクサー』所収の「白い煙」と『修道院』とに連続性があるので、後者の第1章である「テルアビブは竈のような暑さだった」と「白い煙」を続けて読むと(日本語版『ポーランドのボクサー』はその順に配置されている)独自の面白みが生まれる。立教は公開講座でいろいろな人がいるので、反応も様々で面白い。
写真はイメージ。@治一郎カフェ吉祥寺。