2009年11月20日金曜日

Nulla dies sine linea

昨日書いた手前、行ってきた、朝鮮舞踊の公演。明日はどうせ語劇を見に行くのだから、明日でもよかったのだが、研究室にある本が必要になったので、取りに行くついでに。初日だし、雨だし、寒いし、始まって間もない午後1時だし、客などいないのではないか、ここは顧問としては行って盛り上げて桜を務めなければならないのではないか、などと考えて。

……立ち見がでるほど盛況だった。外語祭は雨で寒い初日の正午でも賑わっていた。

ぼくは朝鮮舞踊というものがどんなものかというイメージもなければ、事前の知識もなかったのだが、いろいろと考えさせられるパフォーマンスであった。扇を使った感情表現は日舞などにも通じるのかな、でもつま先だって飛び上がろうとする運動性は、バレエのようでもあるな、……

できたばかりのサークルで、メンバーも少なく、レパートリーもまだ多くはないのだろうから、なんとかという太鼓のサークルとの合同のステージ。他大学からのゲストを呼んでの30分だった。

フラメンコやベリーダンスなどは200円か300円取るから、そのつもりで行ったら、無料だった。得した気分。

帰って、翻訳を1章仕上げて送付。

作家マルコ・アントニオ・パラシオス(架空)は17歳で作家を志し、自らに訓練を課した。

訓練というのは、毎朝、最低でも六時間書くことだ。毎朝書き、午後は推敲し、夜は取り憑かれたように読むこと。(ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』)

なるほど、ここにも書くことのヒントが。書く。ひたすら書くのだな。朝六時間か……この朝は昼食までの時間。だから2時くらいまでであってもいいはず。でも六時間はきついな。

明日は朝六時間、翻訳してみよう。