待ち合わせと待ち合わせの合間にここに行ってきた。バルセローナ現代文化センター(CCCB)バルセローナ大学哲学部・地理歴史学部の正面にある。
フェミニズムのアヴァンギャルド展というのをやっていて、なかなか面白かった。1970年代からのフェミニストたちの自己表現をいろいろ集めたものだ。
ブックショップには案の定、これがあった。
2013年、ボラーニョ没後10年に合わせて開催された彼のアーカイヴ展のカタログ。あいにくカスティーヤ語(スペイン語)版はなくカタルーニャ語版だけなんだが、と言われたけれども、問題ない。ボラーニョの文章はカスティーヤ語で引用されているし、巻末にはビラ=マタスらの英語の文章も掲載されている。カタルーニャ語は文法書をざっと読んだことがある程度だが、まあどうにかなるでしょう。
現代美術館では「定義なき領土」展。おそらく中心はアルジェリア問題から始まる時々のアラブ・サミットの映像を中心にしたドキュンメンタリー・フィルム。いろいろと考えさせられる内容だ。1ヶ月間何度でも出入りしていいという入場券なので、今回は見られなかった別の映像も見てこようかとも思う。
美術館や街角のバルなどでもVisaのタッチ式の支払いが浸透しているので、実に楽である。