CRIOLLÍSIMO
大学教員 柳原孝敦の日々の記録。読んだ本、読んでいない本、見た映画、見ていない映画などについて
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2025年6月18日水曜日
青空はビルに反射し……
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試写で観てきた(リンク)。 (このブログのタイトルと映画の内容は無関係) ロレーナ・パディージャ監督・脚本『マルティネス』フランシスコ・レジェス、ウンベルト・ブスト、マルタ・クラウディア・モレノ他、メキシコ、 2023 グワダラハラとおぼしきメキシコの都市で 30 年にわたって働...
2025年6月2日月曜日
一つ家に泣聲まじる砧かな(子規)
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変則カレンダーで今日は授業のない月曜日。試写に呼ばれて映画美学学校映写室での試写に行ってきた。 宇和川輝監督『ユリシーズ』日本、スペイン、 2024 3 つの場所で展開する 3 つの物語。いや、物語がそこで展開するのではない。そこにいる人びとがそれぞれに物語を抱えているという形。...
2025年5月6日火曜日
思い出にとらわれる
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テレビが邪魔になって受像機を手放し、数年間、観ずにいた。テレビ番組で必要なものは NHK + や TVer で観た。 DVD やブルーレイを観るときはプロジェクターを使っていた。 が、プロジェクターはそのために常設でないスクリーンを本棚の前に掛けたりするなどの準備が必要で、億劫だ...
2025年5月5日月曜日
映画週間第二弾あるいは詩的昂揚について
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昨日、5月4日(日)には ラウラ・シタレラ、メルセデス・ハルフォン『詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く』( 2019 ) を下高井戸シネマで観た。 フアナ・ビニョッシ(1937-2015)の遺品整理を託された若い世代の詩人メルセデス・ハルフォンが、その様子をシタレラたちの映...
2025年5月3日土曜日
映画週間
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ゴールデンウィークという語が映画産業の作った語であることは良く知られているところ。今でもこの連休には観たい映画が多くて困る。 4月29日には: ウカマウの映画祭@ K’s Cinema でホルヘ・サンヒネス『女性ゲリラ、フアナの闘い――ボリビア独立秘史』メルセデス・ピティほか...
2025年4月2日水曜日
映画は熱意に支えられている
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『トレンケ・ラウケン』試写。ラウラ・シタレラ監督。 2022 年、アルゼンチン、ドイツ 二部構成で 4時間20分ほど。が、 ふたつのパートがそれぞれ別のジャンルといえる作りなので、飽きない。 第一部は失踪した植物学者ラウラを探す彼女の恋人ラファエルとエセキエルのロードムーヴィ...
2024年11月8日金曜日
正しく投石すべきであるということ
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パトリシオ・グスマン『私の想う国』(フランス、チリ、 2022 ) 試写に呼んでいただいたので、観てきた。 前作 『夢のアンデス』( 2019 ) 公開に際して パトリシオ・グスマンにインタヴューし、 LATINA のウェブ版( note )に発表したのだった(リンク) 。そのと...
2024年11月7日木曜日
さざめきに殺される
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前回の投稿で予告したとおり、 ロドリゴ・プリエト『ペドロ・パラモ』( Netflix 、 2024 )脚本:マテオ・ヒル を観た。考えていたより長く、日をまたぐことになった。 言わずとしれたフアン・ルルフォの小説の映画化作品だ。小説版『ペドロ・パラモ』はフアン・プレシアード(テノ...
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