年があけて1月1日だ。2015年だ。
年末、大晦日にひとつ翻訳を仕上げた。12月に豊崎由美さんが主宰する「読んでいいともガイブンの輪」通称「よんとも」の年末スペシャルで、2015年11月にフアン・ガブリエル・バスケス『物体の落下する音』がぼくの翻訳で出る旨、予告された。その後には、これも既に予告済みのボラーニョ・コレクションの『第三帝国』が待ちかまえている。
が、ぼくはその前に2冊、翻訳を出す約束をしているのだ。困った。
……そのうちの1冊の訳が、とりあえず、大晦日に終わったということだ。
ほっとして年を過ごす。今日終わったのはこんな小説だ。
これの次に待ちかまえているのがセサル・アイラ。
今年は少なくとも3冊、翻訳が出るはずなのだ。参ったな……