消耗的な教授会が長引き、さすがに新幹線の時間に遅れそうだったので、途中で抜け出してやって来た。静岡だ。
明日から静岡大学で集中講義。ぼくにとっては初めての経験。5コマ×3日なんて、体力もつかな?
国鉄はJRになってから鉄道以外の事業(レストランとかホテルとか、いずれにしろ駅に近い立地を利用した接客業)にも手を出し、それなりにうまくいっているのだろう、今回泊まることにしたのも、そんなJR系列のホテル。デスクのスペースが広くて、ぼくには助かる。準備をしてきたとはいえ、改めて必要な本を読んだり、メモを取ったり、通常の仕事をしたりするのに使い勝手がいい。
DVDやら本やら、色々と持ってきたので、荷物はだいぶ多くなった。小さめのキャスター付きスーツケースに大きな革のトートバッグ。周辺機器を収納したPCショルダーバッグ。汗びっしょりだ。
向かいには静鉄の経営するホテルが。こちらよりもこぢんまりとしてはいるが、建物の外観はむしろいい。部屋も悪くなさそう。こちらにすれば良かったか? 今度静岡に来るときはそっちに泊まって確かめてみよう。
ところで、「句読点」といっしょくたにして言うが、どっちが句点でどっちが読点か、君は知っているか? てな話が昨日は持ち上がったのだった。ある場所で。句というとフレーズだから、句点とはテン(、)か? いやいや、句がフレーズなのはある体系(西洋語の文法論や言語学)のなかでの話であって、この場合の句はかならずしもそういう意味ではないのではないか? 等々。
正解は句点がマル(。)、読点がテン(、)。
お、この文章、(。)、(、)。という続きがいい。ま、ともかく、新幹線の中でうとうととしながら、昨日のそんな議論を思い出した次第。読みかけの小説を読んでいたはずなのに。